2026年度 一般社団法人 大川青年会議所
はじめに
大川青年会議所は1969年に全国で429番目に創設されて以来、明るい豊かな社会の実現に向け56年の間、市民の皆さま、行政の皆さまと共に手を取り合い今日まで歩みを進めてまいりました。これまでの歴史と先輩諸氏のご尽力に深く敬意を表するとともに、その歩みを途絶えることなく、次世代へと確かなかたちで継承していく責任を強く感じております。
この歴史ある団体において、初めて女性理事長を拝命することとなり、身の引き締まる思いとともに、これまで支えてくださった皆様への感謝の気持ちを新たにしております。
時代の変化は加速度を増し、私たちを取り巻く環境も日々大きく変化しております。
そのような中で、課題を発見し、解決へと導く力。多様な人々と協働する力。そして変化に柔軟に対応し、自ら学びに向かう力が必要です。40歳までの限られた時間の中で、常にフレッシュな力と新しい視点が組織を活性化させ、社会貢献を可能にしていると確信しております。
地域の魅力向上を目指したまちづくり
私たちの住み暮らすこの大川・大木は魅力に溢れています。
日本一の家具産地としての誇り高い技術、筑後川と有明海の豊かな恵みが生み出す農水産物や水田や堀(クリーク)が広がる自然豊かな田園風景があります。我々青年会議所メンバーはその地域の特性を生かした活動を通じて地域の魅力を発信し地域住民や行政と連携しながら、より良い地域社会の実現を目指します。
本年度はこれまで以上に多くの地域の行事に積極的に参画し、私たち自身が地域の魅力を深く知り、そして我々自身が地域の魅力を発信できるリーダーとして時代に誇れる持続可能な社会を地域の皆さまと共に築きます。
私たちは40歳までの青年経済人であると同時に、子育て世代でもあります。
未来を担う子どもたちが、広い視野と豊かな感性を育めるよう言葉や文化の違いを越えて心を通わせる力を大切にしてまいります。国際交流は、感性を磨き、共に生きる力を育てる大切な営みです。未来を担う青少年が、世界とつながる経験を通じて、寛容さと創造力を育むことは、地域の希望となります。青年会議所だからこそできる、世代を超えた架け橋を築いていきます。
大川・大木の課題でもあります、人口減少に歯止めをかけるべく今年度は様々な取り組みで地域の活性化を図ります。そして、今いる子どもたち、そしてまだ見ぬ未来の子どもたちがこの大川・大木の地域が自分たちの生まれ育った地域だと誇りを持てるまちづくりを目指します。
多様性の時代に対応する人財の創出と、共に成長する会員拡大の実現
2025年度は会員拡大にメンバー全体で取り組み、新しい仲間を迎えたことで、さらに大川青年会議所の結束はより強固なものとなりました。
組織の活性化と運動の幅を広げるために持続的な会員拡大を引き続き行ってまいります。
1人ひとりがリーダーシップを発揮し明るい豊かな社会の実現のために邁進していかなければなりません。
リーダーとは何か。リーダーとは決して特別な存在ではなく、それぞれの立場や役割の中で責任を果たす人のことだと私は考えております。今、大川青年会議所は経験豊富なメンバーは少ないかもしれません。しかし、全員が成長への意欲に満ち、リーダーとしての力を備えた人財が確かに育っております。だからこそ、今が新たな挑戦の好機であると捉えております。「性別」「ライフステージ」「キャリア」など、多様な視点や経験を持つ人財が集まる青年会議所だからこそ創造できる新しいアイデアやイノベーションが生まれます。それぞれの個性が混ざり合い、互いを高め合うことで、組織としての力もより強くなっていくと信じております。
また、同じ地域で志を持って活動する他団体との交流を通じて、互いの経験や知恵を分かち合いながら、地域の未来を共に築いてまいります。世代や立場を越えた連携は、まちづくりに新たな力をもたらすと信じています。
守りたい未来のために、防災と減災の意識改革
近年では、線状降水帯による豪雨災害や台風被害が毎年のように発生しております。他人事ではない自然災害がいつ起きるかわかりません。私たち大川青年会議所はその災害に迅速に対応し私たちの強みであるネットワークを使い、他団体と連携することが大切です。そのためには日頃から災害時に必要な情報を共有しておくことが必要です
また地域の方には災害に対する知識を高めてもらう必要があります。災害が起きてからではなく備えてもらうために、子どもから高齢者まで防災対策の意識を高めてもらう運動をしなくてはなりません。災害への備えは「自助」「共助」「公助」が大切です。まず、自分自身と家族の身を守る知識、地域やコミュニティといった周囲の人たちが協力して助け合うことの知識、そして、地域や消防、県や警察、自衛隊といった公的機関による救助、援助があるという知識を身につけていただき自分の身は自分で守れるようなまちづくり、人づくりが必要だと考えます。
時代のニーズに応じた、柔軟かつ効果的な組織運営の実践
新しい時代の中でもICT技術の急速な進化についていかなくてはいけません。これまで培われた組織の土台をしっかりと守りながら新しい技術やデジタルツールを積極的に導入し、情報共有の迅速化を図り円滑な組織運営を行ってまいります。そして、AIを活用した広報資料作成、事業告知や報告で、これまで届かなかった層へも発信します。
若さ溢れる青年としてこの時代に柔軟に対応してまいります。
出向者を支え、その成果を地域とLOMの未来へ活かす
出向は、広域の事業や議論を経験できるかけがえのない学びの場です。しかし、その成果をLOMや地域に還元しなければ、出向者の成長は個人の中だけで終わってしまいます。
今年度は出向者支援の一環として激励に多くのメンバーで行き、メンバー同士の絆をより強固なものにします。出向に挑戦する仲間が安心して活動に集中できるよう、LOMとしてのサポート体制を強化します。
出向者が得た経験を組織に確実に落とし込むために、定期的な成長の成果、報告や共有の場を設け、学びをメンバー全員で共有できる仕組みを整えます。出向で得た知見をLOMの活動に活かし、未来の発展へとつなげてまいります。
おわりに
多様性が尊重される時代となり、女性が活躍できる社会が少しずつ広がってきました。しかし、青年会議所における女性会員の数は、まだまだ十分とは言えないのが現状です。
私は、決して大きなことができるわけではありません。 けれども、この一年間の活動を通して、私の姿を見て「私にもできるかもしれない」と感じ、共感してくださる方が一人でも増えることが、私に与えられた大切な役割の一つであると考えております。
私一人では何も成し遂げることはできません。
しかし、私には共に立ち上がってくれる仲間がいます。
そして、私を奮い立たせてくれる、忘れられない言葉があります。
私が大川青年会議所に入会して間もない時、大川青年会議所の先輩からいただいた言葉があります。家庭と仕事とJCのバランスをとることに不安を感じていた私の支えになった言葉を最後に紹介させていただきます。
「青年会議所の理事長はどこの国のどこの青年会議所でも1年に一人しかできない。でもそこにいるメンバー全員が自分が理事長になるという強い想いで活動しなければこのまちは良くならない。だから自分にできる事を一生懸命頑張りなさい。」
この言葉を胸に、私はこの一年間、誠心誠意、理事長としての責務を果たしてまいります。 どうぞ皆様、温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
挑戦と共感 ~加速する時代に新しいリーダーを~
2026基本理念・基本方針 ー2026年度理事長所信 ー2026年度組織図
2026年度役員紹介 ー副理事長として ー専務理事として ー事務局長として
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